地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『ハウルの動く城』(宮崎駿/2004/スタジオジブリ)を見返してみる

先日の金曜ロードショーでテレビ放送された『ハウルの動く城』を見る。結局荒地の魔女に掛けられたソフィーの呪いはとけたのか、とけてないならラストでハウルとキスしてるのは老婆のままのソフィー(そもそもハウルはすでに人間じゃないからいいのだろうと思うけど)?カブはなんのために呪いをかけられたのか?戦争に関してサリマンは黒幕ぽいのだけどそのサリマンが最終的に戦争を終結にもっていく理由は?公開当時見たのにあまり覚えてなかったというありさま。呪いの正体はコンプレックス?見えにくい伏線の多い物語の展開でハウルはおもしろいけどむずかしいね。ポニョは母性という
感覚に訴える作品なので母として湧き出る感情がたくさんあるのだけど、ハウルはそういう系統ではないので大人はいろんな解釈をもって楽しめるけど、子どもにはちょっと難解すぎる気がする。

ハウルの動く城 [DVD]

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