『バベル(Babel)』(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ/2006/アメリカ)
話題作で普通におもしろそうと思ったこと、ガエル・ガルシア・ベルナルが出ていること、菊地凛子が見たかったこと、理由はそのくらいだったのだけど、思いがけず想像以上によかった。モロッコ、メキシコ、アメリカ、日本を舞台に4つのお話から構成される物語。その4つのお話すべてで泣ける。ただ個人的に日本の物語のラストで大げさに坂本龍一の曲を使うのはわりと興ざめ。もっとストイックにすすめたらかっこよかったのに。
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