地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


国立国際美術館

午後、ミニチムの散歩がてら家人とともにぶらぶら。grafのショールームに用事があったついでに国立国際美術館でなにやらイベントぽいことをしてるらしかったのでのぞきに行ってみる。

いま「2007中之島物語」という企画を中之島全体でやってるらしく、金曜土曜と国立国際美術館では『[16ミリフィルム&ヴィデオ特別上映会] 伊藤高志・稲垣貴士実験映画特集「映像・音響」』という名のイベントをやってたことを知る。知ってたら行きたかったー伊藤高志も来てたんだね。残念。本日はいろんな人たちのフリーコンサートということで、癒し系音楽を聞きつつB1フロアをうろうろ。

そこでちょっと先にいた家人に呼ばれるままに行ってみるとそこにはきれいなキッズルームとおむつ換え&授乳室が。知らなかったーこんなところにあったっけ。子どもがいないと見逃してる場所て多い。貸しきり状態だったのでうきうきして絵本を物色。ブルーノ・ムナーリ、レンスキー、大竹伸朗、ルソーやポロックなんかの美術絵本とか、セレクトされた絵本がなかなかおもしろい。ミニチムにもいろいろ読んであげる。なかでもおもしろかったのが丸亀市猪熊弦一郎現代美術館が製作した『いのくまさん』という絵本。大人もすごく楽しいアート絵本。私が個人的に欲しい。


いのくまさん

いのくまさん


国立国際美術館では有料かつ予約制の託児サービスもやってるらしく、日にちも時間も決まってるけどなかなかいいサービス。0歳児は2時間以内で2000円くらい。

そもそも美術館にこんなきれいな授乳室があることに感動。美術館の展示にはなかなか連れてはいけないけど(東洋陶磁美術館でだいぶしんどかった)、キッズルームで絵本を読んだり中之島散歩しがてら利用できる授乳室があるって心強い。