地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『アメリカの影(Shadows)』(ジョン・カサヴェテス/1959/アメリカ)

2度目の観賞の感想。オール・ロケ&即興演出の初監督作品。チャールズ・ミンガスのほぼ即興の演奏もすてき。タイムズ・スクエアを舞台に3人兄妹を中心に繰り広げられる恋やナンパやケンカ、時々ブンガクにアートの日常。インディペンデントが生まれる瞬間の作品。レリアの恋人が兄のヒューと対面したときの一瞬の沈黙の上手さ。リアリティのある登場人物の心情描写と人種差別。たぶん何回見てもすごいと思うんだと思う。

アメリカの影 [DVD]

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