地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『バッド・エデュケーション(La Mala Educacion)』(ペドロ・アルモドバル/2004/スペイン)

1980年、マドリッド。フランコ政権下の神学校で親友でもあり初恋の相手でもあった映画監督エンリケを訪ねるイグナシオと名乗る青年。アルモドバルの半自伝作品であり、露骨な同性愛シーンが多数。ストーリーが入り組んでいて一瞬理解が遅れるような感覚、様々な緊張感、場面場面で印象に残る色使い、アルモドバルの緻密で完成度の高いこういう展開はとても面白い。



主演のガエル・ガルシア・ベルナルはもう当然大好きだけど、エンリケ役のフェレ・マルティネスもすごいいいー(画像がフェレ・マルティネス)。最近私はラテン系男前が好きみたい。ラテン系映画のすばらしいところはわりと半裸が見られること(暑い国だから?たまたま見てる作品が露出度が高いだけ?)。なぜかガエル君の肉付きのいいお尻とかよく見るような気がしてならない。ガエル君とフェレ・マルティネスの絡みにエヘエヘしてしまう私はたぶんアホ(けどしあわせ)。