地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


眠りのなかで、仲間とつながれた綱のことを考える犬のように

帰り道、てくてく歩いていると前方に何か感じた。あれー?なんかあの人・・・と思いつつ歩き続けていると、ものすごい個性的なオーラを発していたその人はフジ子・ヘミング(+お付の人2名)だった。わっフジ子・ヘミングだ、と思いつつちょっとどきどきしながらちらちら見るとにらまれた(気がした)。ごめんなさい。1mくらいの間隔ですれ違ってなんかぽわーんとした。何かの映画で端役のフジ子・ヘミングの演技を見て出演者を全員くっていた彼女はまさにその通りというか、それ以上というか、すれ違った一瞬で人をとらえてしまうようなすごさを感じた。

なんかコンサートやるのかなーと思って家に帰って調べてみると明日フェスティバルホールでコンサートをするのね。ところでフジ子・ヘミングはお付の人たちと一緒にどこに行ったのかな。


映画『ドッグヴィル(Dogville)』(ラース・フォン・トリアー/2003/デンマーク)。ニコール・キッドマンがとても美しくて消えそうに白くて偽善者で傲慢であまりにかわいそうで辛い。閉鎖された世界はおとぎ話でまさに枠の中の物語。丁寧なナレーション。そこだけのルール、そこでの正義ですべてが完結する。欲望、嫉妬、暴力、権力、集団。直後に見た『メイキング・オブ・ドッグヴィル〜告白〜』(サミ・マーティン・サイフ/2003/デンマーク)は見ないほうが良かった。

映画『ふくろう』(新藤兼人/2004)。新藤兼人がすごい。92歳でこういう映画を作ってしまうのに驚く。大竹しのぶもいい。面白かった。