地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


向こうから思想的なカタツモリが

LIMIfeuが欲しい。「feu」はフランス語で「火」。

引越ししてたらこんな日付に。部屋は少し落ち着いたけれど別注の家具がまだ来てないためまだダンボールが積んである状態。

西梅田のハービスエントの中のイルムスで食器やキッチンツールを見るのが好き。いろいろ購入して新生活気分。graf製別注ダイニングテーブルで新聞を読むのもクリステルの鍋で料理をするのも新鮮。家のなかのものがいろいろ欲しい。毎日どこかの雑貨屋に行ってる気がする。

車で箕面のショッピングモール・ヴィソラへ。山に囲まれたのどかな風景。カルフールとか見てみたかったけれどとりあえず109シネマズで映画『ハウルの動く城』(宮崎駿/2004)を見る。シネ・ヌーヴォみたいなとこばっかで映画を見てると、たまに行くシネコンが楽しい。ああ、なんて見やすいスクリーン、と小さく感激。ハウルの知識があまりないまま観たのだけどとても良かった。空を飛んだり、魔法が使えたり、火と話したり、誰もが想像の中でできることなのに、大人になるとしなくなる。楽しいことやうれしいことを素直に喜び、悲しみや驚き、感動に涙を流す。軽やかに描かれるあまりに普通のことに大人は感動する。キムタクハウルは素敵でかっこよくて、ソフィーは特別美人でもないけど少々の事では動じない芯の強い女の子。普通の女の子が王子様と結ばれる物語は永遠になくならない。だってそれって女の子にとって最高に楽しい物語だから。