地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


中に入る誰しもが、

素晴らしい生命に溢れた何ページかを切り取ることができるはず。

『誰も知らない Nobody Knows』(是枝裕和/2004)を観に行こうと家人と梅田のガーデンシネマで待ち合わせ。平日待ち合わせて映画を観るのははじめて。思っていた以上にいい映画で、感じるモノとしてはたとえば『ハッシュ!』(橋口亮輔/2001)や『メイド・イン・ホンコン』(フルーツ・チャン/1997/香港)に近い感情。永遠ではない。取るに足りない何か、そこばくの焔、少しばかりの生石灰、ごみバケツの開いた蓋、カップラーメンの植木鉢、明るく輝いている窓。

そういえば劇中YOUの使用していたマニキュアがポール&ジョーだったのが気になった。柳楽優弥くんが8/24にガーデンシネマに舞台挨拶に来る模様。ちょっと見たい。