地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


血の波を、鉄の壁をつたって、クロームメッキに沿って

招待券があったのでサントリーミュージアム天保山での「ジャン・ヌーベル展」を家人と見に行く。ジャン・ヌーベルて知らなかったんだけど展覧会はなかなか面白かった。カシャカシャといろんなスライド写真が暗い壁に映し出され、たくさんの小さな写真がライトに照らし出され、デビット・トゥープみたいな音楽が流れていてわくわくした。ジャン・ヌーベルのガラス張りの建築はどこかのありがちなカフェ風ではなくオリジナルなのが不思議。大きなスクリーンでヌーベルの建築写真が映し出されるコーナーは、ギャラリーとかとは段違いのキレイさと充実さで長いこと家人と見ていた。

しかし実はここ天保山に来た一番の楽しみは海遊館主催のイベント、ペンギンパレードだった。でも昨日今日と気温が高すぎたためペンギンが外に出られないためパレードは中止。とても残念。ペンギンに会いたかった。

夜から強い風とともに雨が降る。家人とゴハンを食べながらすごい音だねーサイレン鳴ってるけどあれは消防車?なんだろうねー近くで止まったね、とか話していたら近所の取壊し予定のビルの足場が崩壊していた。わー事件だ、ということでデジカメ持参で見に行ってみた。意味なく事故現場の写真をとってみたりしてなんかちょっと興奮。