地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


赤は彼女の中にあり、一つの思考のように彼女の肉体の中に

腰を据えている。それは目に見えるものとなった彼女の思考であり、言葉や記号を要さなかったのだ。

ダルビッシュくんが泣いてるのを見て、私もちょっと泣きそうに。

昨日の夜は家人と北堀江のLIMEでゴハン。他よりちょっと高かった私達の席から男4、女6というグループが見えて、それがどうにもオフ会ぽくて注目。オフ会したいけれど、大阪でどうやって開催すればいいのか謎。

ケニア雑貨屋さんでくるみボタンのついた髪のゴムを買う。ビビットな色合いがかわいい。その近くで、昔のアメリカの工業製品等を輸入している家具屋さんで久しぶりに Old Pyrex の Refrigerator Set を見る。いつしか私の Old Pyrex ブームは下火になったけれど、見ると欲しくなる。

Mikikoさんペドロ・アルモドバルトーク・トゥ・ハー』についてメールのやりとりがあって、なんだかそれがすごい印象的というか見えていなかった所を丁寧に教えてもらったような、とにかくインパクトのあるメールでどきどきした。『狩人の夜』。アルモドバルの小技がまったく分からなかった。大人のおとぎ話で大人の悪夢。アルモドバルが何について描きたかったか、今になってぼんやり分かった気がした。わあ、なんかちょっと悔しいというか惜しいことをした、劇中にぜんぜん分からなかった。

映画『ガリバーの大冒険(The 3 Worlds of Gulliver)』(監督 ジャック・シャー/特撮 レイ・ハリーハウゼン/1960/イギリス)。ハリーハウゼンのダイナメーションがいつ出てくるんだろうとわくわくしてこの映画を見ると少々退屈。リスやワニが出てくるシーンはかなり後半で、シーンはとても少ない。こういったファンタジーものはハリーハウゼンの本領発揮出来そうな気がするのにとても惜しい気がする。しかしハリーハウゼンの作るほんの少しのダイナメーションは印象深い。巨人の国で巨人の女の子がガリバーとエリザベスの小さなお城をのぞきこむシーンは、シュワンクマイエルの『アリス』(1988/スイス、西ドイツ、イギリス)を思い出した。