地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


「ぼくはこうした言葉をみな話してみた」

Mステを見なかったことが悔やまれる。

またもシネ・ヌーヴォでイングマール・ベルイマン映画祭。『不良少女モニカ(Sommaren med Monika)』(1952)を鑑賞。ヌーヴェルヴァーグの作家たちに影響を与えた青春映画。モニカ役ハリエット・アンデションは『鏡の中にある如く』(1961)の時より魅力的。豊満な肉体と野性的で直感的な行動力。男をひきつけるモニカの魅力。男友達レッレと寝た後のモニカの顔のカメラ目線の長い長いショット、子供から大人への変貌。男より先に女は成長する。小悪魔から悪魔に。無意識から意識的に。北欧の短い夏。ストーリー自体はありがちな10代の恋愛話なのかもしれないけれど、水面に映る景色はやはり美しく、水辺のなんでもない建物はとても幻想的で、不安な音楽すら、行き着く先はモニカの魅力を引き出しているように思われた。モニカ(ハリエット・アンデション)全開の映画で、話をきちんとまとめるベルイマンもすごい。

ついにパン通販に手を出した。初回は思い出深い金谷ホテルベーカリーの食パン3種。栃木県とはなんの縁もないけれど実家近くに販売するパン屋さんがあって小さな頃から大好きだった食パン。大阪に来てからまったく口にしていなかったので一層おいしい。ていうかよく考えると販売店で買ってたよりもずいぶんと単価が高い。でもいいや。パン通販楽しい。次はどこにしようかな。デュヌラルテに興味があったのだけどセット内容はあまり好みではないかも。おいしい食パンの通販が出来るお店があったら教えてほしい。

ブーランジェリー・ブルディガラって六本木ヒルズにもあるのね。