地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


ぎゅうにゅう がーがん がっこ

1歳3ヶ月のハムコがオウム返しではなく言える単語。


・ぎゅうにゅう=牛乳
・がーがん=おかあさん
・がっこ=抱っこ


並んでる順番で言えるようになりました。ハムコにとって生活に必要な3単語。卒乳してないけど牛乳も大好きです。見せる時間がないので見ていない「ぱんまん(=アンパンマン)」が最近言えるのは保育園のお友達の影響のようです。言葉の発達ておもしろい。


『さわれる まなべる みぢかな どうぶつ』の絵本をミニチムといっしょに見るのが好きです。ビジュアル的に私も好きな本。


さわれる まなべる みぢかな どうぶつ

さわれる まなべる みぢかな どうぶつ

  • 作者: グザヴィエ・ドヌー,文:ジェラルディンヌ・トランシャン,松永りえ
  • 出版社/メーカー: パイインターナショナル
  • 発売日: 2011/10/21
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログ (1件) を見る

"Media Gym:道具をつくる身体をつくる" 遠藤水城×ROGUES’GALLERYトークショーに行きました


遠藤水城(インディペンデント・キュレーター)× ROGUES’GALLERY



シトロエンに音響機器を載せてクルマの“音”を増幅し、移動する速度そのものの轟音を響かせてきたROGUES’GALLERY。移動機械vehicleそのものをつくることは出来ないのだろうか?農民車のDIY文化がある淡路島における周到な調査をふまえて、彼等はいよいよ制作にかかりはじめた。現在、滋賀県で農作業を実践するキュレーター遠藤水城とともに語る。


20歳くらいのときにログズギャラリーのシトロエンでのガソリンミュージックを知って、その活動にトキメいていたものの、車内密室クルージングであることに少々の恐怖感もあり遠くはないけど活動拠点が大阪だったので当時は体験しに行くわけでもなく名前や噂を知ってるだけでした。


そんな感じでいまナマのログズギャラリーのトークショーに行けるなんて、なんか個人的にものすごい勝手に感慨深かったです。目の前に浜地さんと中瀬さんがいる!しかもぜんぜん怖そうな人じゃありませんでした(いやでも当時は怖かったのかもしれません)。


淡路島や各所で存在する一台一台手作りのエンジンむき出しのカスタムカー・農民車を製作中のログズギャラリーの話を中心にしたトークショーでした。「ぼくたちあんまり自動車の構造には詳しくないんで…」という浜地さんの発言が、シトロエンで暴走するイメージから一変、思わぬ文化系でおもしろかったです。遠藤さんの、ある地域にコミュニティーを作って暮らしているアーミッシュの非文化的でありながら超文化的という話や、DIY美学云々の話もおもしろかったです。カツカツに文化に飢えている私はとてもたのしい時間でした。が、思わぬ時間超過に私がタイムリミットで残念。


帰りにめずらしく暴走族を見たんだけど高音でうるさいだけの中途半端な音で、トークショーで聞いた農民車のエンジン音のがよっぽどかっこいいわーなんて思いながら帰宅したのでした。


子ども産んでから本物のログズギャラリーに会えるなんて、とてもいい日でした。いつかガソリンミュージックを体験したい。