地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


雨の日

ざーざー雨が降ってるので今日はミニチムとのお散歩中止。そうだ銀行に行かなくては、でも置いていくのちょっと不安だし車で行くようなとこじゃないし(面倒だし)、うーん、最も近くて最もATMが揃ってて最も空いてる穴場、と考えて、某企業のビルへ行くことにする。おっぱいして熟睡してるのをみはからってダッシュ。誰もいない家に置いていくのははじめて。空いてるとはいえ前にいたおじさんが手間取っていてちょっと焦る。行って用事を済ませて帰って20分。ミニチムはぐーすか眠りこけてたけど母は汗だく。こういうシーンではみんなどうしてるのか知りたい。しかし動き回るようになったらこういうのできないねー

『淑女は何を忘れたか』(小津安二郎/1937/松竹)

栗島すみ子、吉川満子、飯田蝶子の女3人ならではの井戸端会議の楽しさ、桑野通子の奔放で小生意気な面白さ、帽子にトレンチコートに身をつつんだ格好良さ、見ていて素直に楽しい素敵で軽妙でお洒落な喜劇。「ばか、かば」かわいい台詞の数々。シンプルなストーリーにひとりひとりの登場人物が際立つから面白い。今も昔も変わらない夫婦の情景に幸福な気分になる。上手な映画。

小津安二郎 DVD-BOX 第三集

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