『特別展 京のかたな-匠のわざと雅のこころ ― 』@京都国立博物館 天下五剣・三日月宗近を見てきました
台風が直撃する前に、京都国立博物館へ特別展「京のかたな」へ行ってきました。先週の石切丸から刀剣お出かけが続きます。博物館は台風の影響で本日9時15分開館、12時閉館。8時半くらいには到着したのに、すでに200人くらいは並んでた気がします。刀剣すごい。
国宝や重要文化財の刀剣がなんと180振以上集結するという、過去最大級の刀剣の展覧会。事前学習の効果あって、おー本物!すごい!と興奮気味に見てまわりました。国宝 太刀 銘 三条(名物三日月宗近)は圧巻の美しさ。国宝 刀 金象嵌銘 長谷部国重本阿(花押)/黒田筑前守(名物圧切長谷部)も目を見張る堂々たる美しさ。これは楽しい。「京のかたな」展はかなり楽しいです。
子どもたちも知ってる刀剣話をいろいろ話し合って楽しんでました。会場に来ているのは刀剣女子8割以上という感じで、聞こえてくる会話もなかなかおもしろかったです。みんなよく知ってるしいろいろ見てまわってる!大人気。
で、『刀剣乱舞-ONLINE-』とのコラボグッズ売り場は重要文化財・明治古都館中央ホールにて。開館時は肝心の本物の刀剣を見る前に行列してました。その意欲と気合もすごい。
「京のかたな」の図録を購入したんだけど、これがものすごく力の入った図録でたいへんかっこいいです。浮かれてうっかり刀剣カレンダーと刀剣トートバッグを買ってしまいました(刀剣乱舞のグッズではなくミュージアムショップ「京のかたな」展の刀剣グッズだけど、これが展覧会見たあとだとなんだか盛り上がっていろいろ欲しくなります)。
石切劔箭神社(石切さん) 宝物館公開/石切丸と小狐丸を見てきました
この三連休に宝物館が公開される石切劔箭神社に行ってきました。来週末から京都国立博物館 ではじまる『特別展「京のかたな」』をブルータスでも総力特集して盛り上げている刀剣。石切劔箭神社にある石切丸と小狐丸を見てきました。
石切劔箭神社に着いて、まずは宝物館の三条有成作・石切丸や三条宗近作・小狐丸を鑑賞。ものすごく美しい。思ったより細身で繊細でした。参道を抜けてずんずん坂道を登って上之社にも。
宝物館公開時限定頒布の特製御朱印「石切丸」と「小狐丸」をいただきました。「石切丸」は本社で、「小狐丸」は上之社でいただけます。
神社前の「お食事処すずや」で小狐丸うどん定食、石切丸うどん定食。
お店にはこんなキューピーが。レジまわりもすごかった。聖地!
「お食事処すずや」の会計時にいただいた小狐丸アメちゃん。かわいい。
長女が超おもしろいと言っていた「物語で読む日本の刀剣150 」(イースト新書Q)。私も読んだけど、刀剣一振一振の物語が楽しい。足利義輝最期の男っぷりの描写がたまりません。
夏休みの沖縄
9月も終わりになるというのに、夏休みの沖縄旅行。
長女が赤ちゃんだったときに行ったきり、実に10年ぶりの沖縄。海やプールでのんびりコース、観光はいいかなーと思ってたけど、長女が首里城にある白澤之図を見たいということで首里城。お目当ての白澤之図もいい味出してました。首里城改装中、というのもまた思い出。
たいした画像がないものの、海もプールも楽しみました。残波ビーチ。
おもしろスポット、国道58号線沿いにある「おんなの駅 なかゆくい市場」(恩納村)で不思議な食べ物をいろいろ食べました。
のんびりするつもりが、サーターアンダギーを作ったり、琉球ガラスのカップを作ったりと、海やプール以外でもなんだかんだと遊んで過ごしました。しかし実はこの旅でいちばん印象深かったのは、豊見城市と那覇市の市境に位置する旧海軍司令部壕。太平洋戦争時、この壕には約4000人の兵士が収容されていたそうです。驚愕。大田実海軍司令官が本土の海軍次官宛てに送った電報が胸に迫りすぎて、沖縄から帰ったとは沖縄戦の本を何冊か読んだ8月でした。
神話からの七福神、京都・七福神御朱印集め
小5長女は神話好き。神話好きからいろいろ派生して、京都の七福神の御朱印がほしくなり、夏休みだし七福神の御朱印をいただきに出かけてきました。大黒天と毘沙門天と弁財天はインドの神様であるとかいろいろ教えてくれます。そんな姉を見ている小2次女も七福神にわりと詳しい。
恵美須神社(えびすじんじゃ)のゑびす神からスタート。
記念すべき初御朱印。
六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)の弁財天。六波羅蜜寺ではお寺の方に義経の話とか教えてもらって喜んでました(清盛がいるお寺なのに)。赤山禅院(せきざんぜんいん)の福禄寿。赤山禅院は秋に来たら美しいだろうなーと思うよいところでした。
松ヶ崎大黒天の大黒天。行願寺・革堂(ぎょうがんじ・こうどう)の寿老神。
本日の最後は東寺の毘沙門天。
たのしい宴と地震のこと
6月の上旬、大阪にやってきたトーカイさんご一家とたのしく食べて飲んでおしゃべり。貴重な時間をありがとう。
トーカイ先生のお話は子どもたちもひそかにしっかり聞いていて、トーカイ先生講座がしっかり身に付いたようです。
6/18大阪地震。震度5か6というのをはじめて経験。学校関係、会社関係であんなにバタバタしてたのに、地震当日の午前中に「まいど!」てふつうに宅急便が届いておどろきました。すごいな。次女より長女が地震にショックを受けてたものの、翌日か翌々日に予約してたゴールデンカムイの新刊が届いて谷垣ごっこをしてたら若干持ち直しました。
そして昨日トーカイさんからすてきすぎる物資をいただきました。このセレクトぶり、感嘆です…!子どもたちも興奮。うれしすぎる。ありがとうありがとう。
ゴールデンカムイ 14 (ヤングジャンプコミックス) [ 野田 サトル ] |
アガサ・クリスティー『そして誰もいなくなった』
子どものアガサ・クリスティーの学習まんがを読んで、アガサ・クリスティーてまともに何か読んだことなかったような……、からの『そして誰もいなくなった』(そもそもタイトルがいい)。外界と隔離された孤島。10人の招待客がひとりひとり殺されていきます。これが予想以上に読みやすくてたいへんおもしろミステリーでした。一気にスレトスなく読めるってたのしい。しかもイギリスのデヴォン州がどこなのか調べちゃったりして。『そして誰もいなくなった』映画版とかドラマ版がいまテレビで放映されてたら見ちゃうくらいにおもしろかったです。
池田晶子『14歳からの哲学』『14歳の君へ』『41歳からの哲学』
小5長女:スニーカーサイズ衝撃の25.5cm
24.5あたりで足踏み状態だったので、もーこのあたりで止まるんやなーと思ってたらさらに大きくなりました。どうしよう。キッズサイズからジュニアサイズになってレディースからメンズサイズになりました。メンズて。
おおよその最終的な身長の計算式なるものが「(足のサイズ)x6.7」と知って、おそるおそる当てはめると25.5x6.7=170.85cm。どうしよう。困惑。
池波正太郎『酒肴日和: 「そうざい」エッセイ選集』
酒肴日和 「そうざい」エッセイ選集 (徳間文庫カレッジ) [ 池波正太郎 ] |
「池波正太郎は美食家やから」と家人に言われて、あーなるほどこういうのを"美食"というんや、と合点がいった、池波正太郎の美食エッセイ。途中挿入されるフランス編より日本の話の方がおもしろいです。池波正太郎行きつけの老舗の料理屋の数々は東京の地理もいまいちなのに加えてその老舗料理屋がいかにすごいかもいまいちピンと来ないけれど、小白魚の椀盛り、エリンギのフライ、湯豆腐にまつわる小話なんかがいいです。
小5長女小2次女:石ふしぎ大発見展2018@大阪天満橋OMMビル
宝石の国から鉱物の国に入り込んだ長女と次女が楽しみにしていたミネラルショー。先月は京セラドームの「ドームのわっかで石まつり♪」という展示即売会にも行き、今回はもっと規模の大きな展示即売会。こういうイベントって人気なのねえ、と鉱物ファンの多さにおどろきます。先日の即売会同様、ふたりとも貯めたおこずかいを持って、持ってる範囲のお金で吟味しつついろいろ購入。うろうろ見ながら基本は長女と次女の付き添いです。
フォスフォフィライト約15万円。撮影していいですよーと言われたので写真とってみました。
ヘミモルファイトがかっこいいなーと思うけど、これは相場が案外高い。ちいさなボトルで売られていたアンタークチサイトの結晶。こんな風に売ってるんだねーこれもかっこいいねーと思ったらお値段もわりとして子どもが買えるような金額ではないのでした。宝石の国コンプリートセット800万という展示もあったよー宝石の国を引き合いに出す店舗がわりとあるので子どもたちも興奮しておりました。
私もうちのネコっぽいざっくりしたフォルムのラブラドライトのネコを買ってみました。価格交渉次第ではあっという間に1/3くらいのお値段になったり、石の世界はなかなか深いです……
小学校の図書室にあるこの図鑑はわりとよいそうです。
【エントリー+5倍】小学館の図鑑NEO 岩石・鉱物・化石 |