地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


髙田郁祭2:『銀二貫』『晴れときどき涙雨 高田郁のできるまで』

髙田郁祭開催中。『あきない世傳』の3巻4巻はまだです。


『銀二貫』1巻で完結する、大坂天満の寒天問屋を舞台にしたお話。天神橋、天満橋大阪天満宮、どこが舞台になってるか想像しながら読める大阪時代物は楽しいなー

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

銀二貫 (幻冬舎時代小説文庫) [ 高田郁 ]
価格:648円(税込、送料無料) (2017/9/30時点)


大坂天満の寒天問屋の主・和助は、仇討ちで父を亡くした鶴之輔を銀二貫で救う。大火で焼失した天満宮再建のための大金だった。引きとられ松吉と改めた少年は、商人の厳しい躾と生活に耐えていく。料理人嘉平と愛娘真帆ら情深い人々に支えられ、松吉は新たな寒天作りを志すが、またもや大火が町を襲い、真帆は顔半面に火傷を負い姿を消す…。


『晴れときどき涙雨 高田郁のできるまで』はエッセイ集。『銀二貫』の和助と善次郎の名前の由来はそこなのね。エッセイを読んでるとやっぱりエッセイよりも物語が読みたくなります。