地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『パフューム ある人殺しの物語(Perfume: The Story of a Murderer)』(トム・ティクヴァ/2006/スペイン、ドイツ、フランス)

思ったよりだいぶおもしろい映画。しかし冒頭の悪臭漂うゴミだめのようなぐちゃぐちゃの場所で産み落とされ母親に見捨てられる赤ん坊、その赤ん坊にこれまた汚い布を被せて殺そうとする子どもたち、そういうシーンが現実の赤ちゃんママには案外しんどい。その赤ん坊のシーンや集団乱交、カルトムービーをお金かけて大衆向けに作ってみましたというおもしろさの映画だと思う。

パフューム ある人殺しの物語 [Blu-ray]

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