地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』ラヴ。
文系家人と10歳と6歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『サルトルとボーヴォワール 哲学と愛(Les Amants du Flore)』(イラン・デュラン=コーエン/2006/フランス)


哲学者カップル、サルトルボーヴォワールの物語。タイトルにある哲学とあるけれど、そんなむずかしい話ではなく、ボーヴォワールの視点から時代の先駆けともいえるふたりの契約結婚事実婚)の葛藤を描いています。際立つサルトルの女癖の悪さと上から目線。女性哲学者の道を切り開いたボーヴォワールは、サルトルほど人生を謳歌しているように感じられないのが切ない。でもそのサルトルとの契約結婚生活で奮起した感じもします。


本当のサルトルボーヴォワールの写真を見るとサルトル役のロラン・ドイチェもボーヴォワール役のアナ・ムグラリスもわりと似ていておもしろい。