地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『あのアーミン毛皮の貴婦人(That Lady in Ermine )』(エルンスト・ルビッチ/1948/アメリカ)


エルンスト・ルビッチの作品だというのでチェックしてたものの、製作半ばで持病の心臓発作で倒れたルビッチを(後に『悲しみよこんにちは』(1957)を監督する)弟子のオットー・プレミンジャーが引き継いで大部分撮ってるほとんどオットー・プレミンジャーの作品。


しかしこの色彩感覚に意気揚々としたミュージカル、美しくて楽しい映画は時代を経ても色褪せないよね。ほとんどルビッチの作品じゃないけど、こういう映画を見るともっともっと映画が好きになります。


ちなみにアーミンは英語で"Ermine"、フランス語で"Hermine"。オコジョのこと。アーミンの毛皮は高級品。オコジョかなりかわいいです。