地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


涙のチチ離れ

じつはミニチム、チチ離れしてません。母乳は1歳過ぎに自分からドライにやめたものの、なぜかそこから父である家人のおっぱいに興味がスライド、だんだんミニチムも家人のおっぱいを触ってると安心するようになってきて、家人も「こんなにおっぱいさわられたことないわー」とか言いつつ当初はまんざらでもなかったようで、ミニチムは家人のおっぱいを触りながら眠る、という公式ができました(私といっしょに寝るときはおっぱいを求めません)。

しかしいい加減夜中に服をまくられて寝るのは寒いしいじられすぎて痛い、という以前からの家人の悩み?を解消すべく、本日ついに(家人の)断乳決行。私断乳したことないのに……。テンパリストのリアルゴルゴを思い出し、漫画・水木しげるゲゲゲの鬼太郎」を引っ張り出してきて、家人の両乳首にマッキーで妖怪を二種類書きました。我ながら感心する出来栄え。うまい!と家人にも褒めてもらいました。

小芝居のはじまりはじまり。
「いたっいたいっいたいっ!おっぱいがいたいー!」突然もだえる父。「えっなに!どうしたの?おっぱい?おっぱいがいたいの?!」動揺する母。ミニチムも騒ぎを聞きつけ近寄ってきます。しめしめ……。「ちょっとおっぱい見てみるよ?!」母はミニチムといっしょに父の服をまくりあげます。瞬間「いやあああああ!妖怪ぃぃぃ!」母の恐怖の叫びのあとミニチムも「ぎゃああああああ!こわいいいいいい!」と絶叫。

こんなに怖がるとは……!と思ったものの小芝居は続きます。「お父さん!おっぱいに妖怪いる!」「うわっなんだこれ、わあああ!」「とりあえず隠して!病院行こうよ、病院行ったほうがいいって!」父と母のノリにノッた小芝居中、ミニチムは母にしがみついて「こわいいい」と号泣です。母は自分の描いた妖怪がこんなに功を奏してちょっと悦に入ってました。

夜寝る間際になっても「おとうさん、びょういんにいったほうがいい」「びょういんのせんせいにみてもらったほうがいい」「こわかった」「おっぱいかくしといたほうがいい」と涙ながらに訴えていてちょっとホロリとしました。さて完全にチチ離れできるか明日からが勝負です。

ママはテンパリスト 1 (愛蔵版コミックス)

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