地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


ぼくは盗みへとおもむいた。

あたかも解放へ、光明へとおもむくように。

招待券があったので家人とシネ・ヌーヴォに映画『赤いアモーレ(Non ti Muovere)』(セルジオ・カステリット/2004/イタリア)を観に行く。数ある不倫物語のなかでは意外と楽しめた。調子の悪そうなティモーテオに油ぎったライスコロッケみたいなものを差し出すあたりにイタリアを感じる。食生活の違いが私たちの体格との差かと話し合う。

奈良の浮遊代理店でパビリオンブックス主催『東欧の絵本展〜絵本の旅へようこそ〜』展があるとか。会期は3月21日-31日。小さな展覧会だろうけれど、機会があるなら行ってみたい。