小5長女:読書事情 アンドリュー・クレメンツ 『ぼくたち負け組クラブ』
最近はひたすら武将関連の本しか読んでなかった長女にあたらしい風。アンドリュー・クレメンツ 『ぼくたち負け組クラブ』を、どこからかおもしろいと聞いてきて、すっかりハマって読んでました。
内容紹介
本が大好きで、空想の世界に浸ってばかりのアレックは6年生。読書クラブを作ろうと思い立ちますが、誰にも邪魔されずに本を読みたいため、ヘンな名前をつけます。「負け組クラブ」とすれば、みんな入りたくなくなると考えたのです。しかし、どんどん仲間が増えてきてしまい、アレックの心にも変化が起きはじめます。知っている書名もたくさん出てきて、仲間とのわくわくする物語を楽しめます。
読書メーターでのコメントもなかなかおもしろそうだったので私も読んでみたら、これは良い児童書。おもしろいです。本好きの子どもの話なのでちらちら本のタイトルや引用がたくさん出てくるのですが、レイ・ブラッドベリ『華氏451度』なんかも出てきます。小学生でもブラッドベリとか、読める子は読むんだろーなー。トリュフォーの映画で見た気がするけど、どんな映画だっけと思うくらいの記憶の薄さ。お恥ずかしい…… 『ぼくたち負け組クラブ』を読み終わり、長女と、次はゲイリー・ポールセン『ひとりぼっちの不時着』が読みたいねー、と一致。次につながるような広がりのある本は楽しいよね。