NHK BS『平成細雪』がたのしい
細雪、とタイトルについてるだけの興味で見はじめた『平成細雪』がなかなかおもしろいです。
当然ながら谷崎潤一郎の原作が不動の最高峰。そして市川崑『細雪』(1983年 東宝) の映画も大好き。今回のドラマ『平成細雪』の時代設定は1992年(原作細雪の時代からはだいぶ先)という現代リメイク版。でも道修町にある旧小西家住宅がばーんと映し出されたのを見て、あー細雪やーとカンタンに盛り上がってしまいました。ええわあ。
長女・鶴子に中山美穂、次女・幸子に高岡早紀、三女・雪子に伊藤歩、末娘・妙子に中村ゆり。映画では岸惠子、佐久間良子、吉永小百合、古手川祐子だったなーなんて思い出しつつ、映画とは別モノの敷居の低い間口の広い楽しさを感じます。全4回という長さも好き。このドラマのエンディングがまたいいのよねー
細雪(上巻)改版 (新潮文庫) [ 谷崎潤一郎 ] |
細雪 [ 佐久間良子 ] |