地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


シトロエンのガソリンミュージックと「お腹にいたときの音」と『SONGS』の小沢健二

仕事が忙しいと、帰り道に聞く音楽はとても歌モノを聞く気持ちになれなくて、ログズギャラリーのガソリンミュージックをエンドレス再生して聞いたりしています(国立国際美術館でのログズギャラリーの夜は予想を超えて私の中に浸透)。


先日、ドキュメント72時間『それでもバイクで走る理由』を見ていたら、お父さんのバイクに乗ると眠たくなる8歳の女の子が登場して、眠たくなる理由を「お母さんのお腹にいたときの音がするから」と言っていました。あーそれはそうかも、私の感覚に近いかも、とひそかに感動。妊娠中に胎児の様子をチェックするNSTの機械音を思い出したり、単なるエンジン音でなくて、心地よさを感じるガソリンミュージックに思いをはせたりしてひとり盛り上がり。


『SONGS』の小沢健二も予想を超えてよかった番組。思わず録画を二度見。小沢健二スペシャルステージという形で、歌と歌の間にはさまれる朗読もよかった。いいものを見るとニコニコしてきます。


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