三国志に手をつける
小学2年生ミニチムの古典ブームにおつきあいしてたら、飛び火していま私のなかで三国志がきてます。
必須本である横山光輝『三国志』を読む前に、三国志をダイジェストで知っておこうと児童書の『三国志』を読んでみました。ダイジェストだけあってとまらない登場人物。あとでこの本の解説を読んだら作中登場人物なんと477名。桃園の誓いから魏・呉・蜀の三国の終焉まで1冊に集約されているのでどんどん策謀するしどんどん侵略するしどんどん人が殺される怒涛の展開。このスピード感は小学生向き。
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劉備目線のわりに劉備の魅力がいまいち伝わってこなかったものの、赤壁の戦い後の、「泣いて馬謖を斬る」「死せる孔明、生ける仲達を走らす」あたりを読めたのはいい。夏侯惇の、左目を射抜いた矢を眼球もろとも引き抜いて「親から貰い受けたこの目、棄てるなどもっての外だ」と叫んで目玉を喰らうシーンはありませんでした。横山光輝バージョンにはありそう。
ルビや意味が文中にあったとしても小学2年生ではちょっときびしいかも。読む気があれば4年生くらいから読めそうな感じです。
で、潮漫画文庫版の横山光輝をようやく読み始めて4巻。董卓が呂布に殺されたくらいのところ。全30巻なのでまだまだ。川本喜八郎の『人形劇 三国志』も必須項目。全68話×各45分という時間がなかなかきびしいけど、攻めたいところ。
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三国志かるたがおもしろい。
三国志武将かるた [ 横山光輝 ] |