『おおかみこどもの雨と雪』(細田守/2012)
三連休の間に、録画した金曜ロードショー『おおかみこどもの雨と雪』をみんなで見ました。家人とミニチムは劇場で見たけど私は初見。公開時いろいろと話題になってたし、家人もミニチムもとても気に入っていたので楽しみにしてました。
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おおかみおとこに恋をして、雪と雨というふたりのおおかみこどもを授かり、母と子どもたちの成長を描く作品。誰にも相談できないシングルマザーの奮闘ぶりは、それはもう客観的に見て「はながんばりすぎ」なんだけど、この作品の語り手は子どもの雪。子どもから見た母親の物語だと思うと納得。『サマーウォーズ』(2009)も好きだけど、この作品は泣けたよ、面白かったです。シングルマザーとファンタジーの合わせ技という新しい境地を開拓したアニメ。
しかし一生懸命育てた子どもたち、雨は10歳でおおかみとなる道を選び、雪は中学生で下宿するため家を出て、ふたりとも早々に自立するあたりはあっさりしてていいよね。さらにはなは(おそらく)32歳くらいで田舎で悠々ひとり暮らし。若い。まだぜんぜん第二の人生いける。
冒頭におおかみおとことはなのベッドインのシーンがあったけど、ミニチムどう思ってるのかしらん、とかふと余計なことを考えました。