『ピナ・バウシュ 夢の教室(Tanztraume)』(アン・リンセル/2010/ドイツ)
ダンス経験もなく、いろんな個性や家庭環境を持った40人の少年少女たちが、ピナ・バウシュの「コンタクトホーフ」を10ヶ月間の特訓で上演するまでのドキュメンタリー。
まだあどけない10代の男の子女の子たちがピナのダンスでどんどん成長していくのがわかるのがすばらしい。自分を解放することによって広がる世界。観てる間ずっと涙がでそうだったのは、邦題にもある「夢の教室」の「夢」の部分を、ピナの意思とピナの世界を受け継ぐ往年のダンサーふたりが真剣勝負で彼らに伝えてること。そして彼らの舞台がほんとうに夢になること。ピナのなんてすてきな女性なこと!
「ミスはいいのよ。努力が大切」というピナの言葉はピナが言うからこそ泣ける。
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