やまだ紫『性悪猫』を読み返す
- 作者: やまだ紫
- 出版社/メーカー: 小学館クリエイティブ
- 発売日: 2009/10
- メディア: 単行本
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猫を飼い始めて猫の読み物に目がいくようになりました。
本棚にあったやまだ紫『性悪猫』。家人が先に読んでたのをそのまま手に取って読み返してみると、これが大変すばらしい漫画だと再確認してやっぱり心に沁みました(※2009年のエントリ→http://d.hatena.ne.jp/chim/20091014#p1)。孤高のやまだ紫の漫画は、漫画というより芸術の域。
実際猫が身近にいる生活をしていると、猫の身体のしなやかさや筋肉の描き方が上手なことに気づきます。座ったときにどの部位が盛り上がるとか、何匹もの飼い猫と暮らしていた彼女がさらさら描く絵の中に猫への深い愛情を感じます。