クロード・シャブロルについて
- 作者: フランソワ・ゲリフ,大久保清朗
- 出版社/メーカー: 清流出版
- 発売日: 2011/02/25
- メディア: 単行本
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ここ最近シャブロルの映画をちょくちょく見ているけど、見るたびにシャブロルのサスペンスはすごいなすばらしいなと思います。
大人で落ち着いていて上品で破綻することなく最後までミステリアス。余韻の残し方がものすごく上手。映画らしい映画でとてもすてき。ヌーヴェルバーグの映画人のなかでシャブロルは埋もれがちだけど、ここにきて私のなかでシャブロルがガツンときてます。トリュフォーより断然好き。若い頃はトリュフォーが受けやすくて、歳を重ねるとシャブロルの良さが際立つような。どちらも相当フランス的なんだけど、シャブロルの円熟加減がたまりません。
もっといろいろ見てから上記の本が読みたい。