地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『お早よう』(小津安二郎/1959/松竹)



昭和34年当時の庶民のほのぼのとした生活。おなら芸に精進する少年たち、近所の噂話に明け暮れる憎めない主婦たち、テレビが欲しくて「ダンマリ戦術」を決め込む兄弟とその親たちとのやりとり。小津安二郎にかかるとささやかな日常も楽しくて美しくて愛しいものになる不思議。これまたすばらしいホームコメディ。大好きだわー。


杉村春子と三好栄子の最強の嫁姑コンビは終始愉快で、笠智衆はいい味出してるし、画面の構成は本当に緻密でバランスがよく、屋根と屋根の間から撮る堤防の景色はとくに好き。