『乳母車』(田坂具隆/1956)
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石原裕次郎の映画てほとんど観たことないのは、あまりタイプじゃないからです…。だからこの作品で好青年を演じて好感度アップしたこともよくわからないけど、たしかにどこまでも爽やかなお兄ちゃんでした。
しかし、父である宇野重吉の愛人の子どもまりちゃんを母が育てればいいと娘が提案したり、本妻である山根寿子が、赤ちゃん大会で三等になったまりちゃんの話題で顔がゆるむのが腑に落ちないなー。宇野重吉の"大人には大人の事情がある論"が石原裕次郎の爽やかさにだいぶ水をさす往生際の悪さでした。