地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『グエムル -漢江の怪物-(The Host)』(ポン・ジュノ/2006/韓国)



ポン・ジュノだしソン・ガンホでにペ・ドゥナなら見たいかも、と思いつつなかなか見れなかったんだけど、一連の韓国映画に触発されて見てみました。いわゆるパニック映画だけどヘンにスケールも大きくなってないし、やっぱりポン・ジュノの映画はおもしろい。想像以上によかった。


そこまで引っ張ってヒョンソ死ぬのーと思ったらネット上でこの映画に関するポン・ジュノの発言を発見。

「映画で怪物の死闘は副次的なこと」
「社会的弱者である家族が、ヒョンソを助けようと努力するように、ヒョンソもやはりもっとか弱いセジュを助けようと努力する二重死闘構造」


より一層グエムルがいい映画に思えてきた言葉……