地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


ちいさな悩み

いやいや期真っ最中のミニチム。保育園の1歳児クラスでは4,5,6月生まれの女の子たちがそろっていやいや娘らしいです。子どもが赤ちゃんや幼児のときの親の悩みなんてほんとちっちゃな悩みだと思うのだけど、現在の私の悩みは……保育園帰りに寄り道する公園から帰れないことです。「悩みちっちゃ!」と家人にも言われました。ちっちゃいんだよ!

保育園帰りに「○○○(ミニチムの名前)ねー、こうえんいくのー」(公園に行きたいの意)と言うので寝かしつけに手こずっているのもあり疲れさせる目的で最近公園リクエストにつきあっていたら慣習化して晴れてたら毎日保育園帰りは公園です。雨だと行かないという意味があまり分かってないので雨で私が連れていかないとブチ切れです。

一目散にすべり台めざして走っていき、よその子が使っていたら順番ですべります。しかしだんだんみんなが帰ってゆく頃にミニチムの調子があがってきます。遊具ひとり占め!「おかあしゃんもいっしょにしゅるしゅる!」(おかあさんも一緒にすべり台!の意)と言うので2回ほど一緒にすべります。一通り遊具をめぐり、
私「もうおそいから帰ろうねー」
ミニ「かえらなーい」
私「みんなもう帰っちゃったよーおうちでおとうさんが待ってるかもしれないよー」(※帰宅は遅いので待ってません)
ミニ「かえらなーい」
私「あっちのお花見に行こっかー」
ミニ「いやー、しゅるしゅるもういっかーい!」
私「じゃもう一回ね、もう一回したらおしまいね」
ミニ「いやー、もういっかーい!」(※エンドレスのもういっかいコール)
という感じの押し問答を繰り広げ、最終的にいやがるミニチムを強制連行です。

薄暗い公園でブランコに興じるミニチム。


小一時間公園にいて今日の夜ごはんは19時過ぎ……いいけど……「帰ろうよー」と言って帰るようになるのは一体いつ?ていうかみんなどうやって子どもを家路に誘導するのか知りたい。


そうそう、見てる限り同じかちょっと上くらいの子ども相手だとミニチムは手を出すほうではなく、手を出されるほうなんだけど、遊具やおもちゃの前で強くではないけどドンとどつかれたり、大声で威嚇されたり、たぶん手を出すほうの親のほうがたいへんだとは思うけど、へらへら笑って「すいませーん」と言われるのがほとんど。これもちっちゃい話だけど、「だいじょうぶですよー」とかへらへら返しする私ですが、へらへら笑って謝られてもムカつくよねふつう。