地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


「パラノイドパーク(Paranoid Park)」(ガス・ヴァン・サント /2007/アメリカ、フランス )

カンヌ映画祭60周年記念特別賞受賞作品。ガス・ヴァン・サントの映画に映像がクリストファー・ドイルて、ウォン・カーウァイ×クリストファー・ドイル以上ではないれど、なんかずるいわー。またそこに加わるエリオット・スミスニック・ドレイクみたいな内向的音楽でまたずるい。『エレファント』系のお話で問題提起したまま終わり、可もなく不可もない感じ。心には多少残るけど清涼飲料みたいな作品。

主演のゲイブ・ネヴァンスが女の子みたいにかわいい。かわいいのにたぶんデカイからそのアンバランスさがかわいい。最近のクールでかわいいテイラー・モンセンを知ってるので、このときのよくいるアイドル風の彼女もちょっと気になります。