地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『レンブラントの夜警(Nightwatching)』(ピーター・グリーナウェイ/2007/カナダ、フランス、ドイツ、ポーランド)

ダ・ヴィンチ・コード』のような現代から推測する名画ミステリーではなく、17世紀のオランダ・アムステルダムで画家として成功をおさめているレンブラントを軸に描いた作品。ピーター・グリーナウェイだから見てみたんだけど、『コックと泥棒、その妻と愛人』的な演劇ぽさ、エグさやエロシーン(控えめだけど)、グリーナウェイ節になっていてなかなかおもしろかったです。テーマがテーマなのである程度の枠があるもののピーター・グリーナウェイが好き勝手やってて好印象。難は数多くの登場人物の名前が覚えにくいこと。

レンブラントの夜警 [DVD]

レンブラントの夜警 [DVD]