地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『earth アース(earth)』(アラステア・フォザーギル/2007/ドイツ、イギリス)

イギリスのBBCが5年の歳月をかけて制作したネイチャー・ドキュメンタリー映画。北極から南下して、ツンドラ、亜寒帯、温帯、赤道直下、すばらしい技術を駆使して地球に存在する様々な地域の自然や動物たちを撮影しています。真っ白な氷の世界の北極の目の覚めるような青い空のコントラスト。ホッキョクグマの母と子どもが冬眠から目を覚まして地上へ出てきます。こういう映画てどうやって撮ってるんだろうと思うけど、これもそのひとつ。映画というか、『ディープ・ブルー』なんかを製作したスタッフが関わってるのでネイチャー・ドキュメンタリーとしては当然最高峰なレベルでなかなか面白かったです。