地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『John Cage 100th Anniversary Countdown Event 2007-2012』へ行ってきました

■John Cage 100th Anniversary Countdown Event 2007-2012
日時:11月10日(土)14:00-15:30(13:30開場)
演奏曲:SONG BOOKS (ジョン・ケージ作曲, 1970)
演奏者:稲垣貴士、竹村ノブカズ、ニシジマ・アツシ、HACO、深川和美(ソプラノ)、前林明次、村井啓哲
20世紀の芸術や文化に、多大なる影響を与えた作曲家、(故)ジョン・ケージの生誕100周年を2012年に迎えます。
「John Cage 100th Anniversary Countdown Event」は、ケージの功績に敬意を表し、2007年から2012年までの5年間、コンサートやワークショップなど様々な催しを、彼の生誕100周年に向けて、カウントダウンするかたちで開催します。
[入場料] 1000円・定員100名(先着順・全席自由)
[会場] 国立国際美術館B1階講堂
[企画・主催] John Cage Countdown Event 実行委員会(JCCE)
[会場]国立国際美術館

Eさんの神様のような「預かってあげるよ」という一言で行くことができた上記イベント。

とりあえず本日11時から配布される整理券をゲットしなくてはいけないので、ものすごい人であふれかえってるかも、とそわそわしてミニチム連れてはりきって9時30分着。すると3番目。あれ?ジョン・ケージのイベントだよ?1000円だよ?と若干不安になったけれどすこーしづつ人も並び始めたのでちょっと安心。ていうかベビーカー目立ってたかな、すごい好きみたいではずかしい。並んでる最中に学生さんらしき男の子たちがテリー・ライリーやフィリップ・グラスの話に花を咲かせていたりして変わらない学生現代音楽ファンに目をほそめる(タイムスリップしたよう)。もっと新しい音楽聴いたほうがいいよと心のなかでアドバイスしてみる。

無事3番の整理券をもらって、ミニチムを預ける準備。はじめて人に預けるのでいろいろバッグにつめこんでEさんちへ。ミニチムいい子にしててね、よろしくね、とハハはジョン・ケージへ。

出演者を囲んだ感じに椅子がならべてあったので真ん中の一番前に座る。各出演者をちゃんと知ってるわけではなかったけど、稲垣貴士さんと村井啓哲さんの音が好み。出演者それぞれ電子音の使用よりも身体から発生する音(声を出したり歩いたり叩いたり落としたり)が多く、短い時間だからか内容てんこ盛りすぎな気もしたけどおもしろく聞けた。2012年まであるこのイベント、来年も行けるかな。

久しぶりのライブパフォーマンスの余韻に浸りながらミニチムをピックアップ。Eさん曰くいい子にしててくれたみたいでよかった。みんなありがとね。

帰宅して『Kiyoshi Mizutani/Scenery Of The Border:Enviroment And Folklore Of The Tanzawa Mountain』(and/OAR)をひっぱりだして聞く。安心。大好き。気持ちいい。そしてミニチムは水谷聖で寝ている。