地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


大阪市立科学館 全天周CGムービー「銀河鉄道の夜」

宮沢賢治銀河鉄道の夜」の世界のCGムービーをプラネタリウムホールで上映するという企画を、全国のプラネタリウムでやってるらしく大阪市立科学館でも一日のうちプラネタリウムの合間に1回くらいのペースで長い間やってる。先日Nさんが2歳の息子と行ったしく「ベビーカー置き場があったからベビー連れても行けるかも?」と言ってたのを思い出して、たまたま大阪市立科学館付近を通りがかったのが上映の15分前で休日はチケットは即売り切れなのに平日だからまた席が空いてて、思い切ってミニチム連れで挑戦。

リクライニングのふかふかしたシートにミニチムを抱っこしてふたりで天井を見上げながら上映を見る。プラネタリウムのパノラマ画面?なのでちょっとした遊園地気分。羽ばたくCGの鳥が後ろに去ってゆく姿、汽車が右から左へ流れていく様子、ミニチムが身体よじってまで目で追ってたのが面白かった。40分上映で最後は少しだけジタバタしだしたものの、ちゃんと最後まで観賞。泣いたら出ようと思ってたけど見れちゃった。すごーい。

長いこと映画館に行ってないのだけど、少し映画館みたいでちょっとうれしくて実は泣けそうだった。それから宮沢賢治銀河鉄道の夜」をちゃんと読み直してみようと思った。家人の本棚にあったはず。