『女の都』(フェデリコ・フェリーニ/1980/イタリア、フランス)
久しぶりに見たフェリーニで"フェリーニの映画"を思い出した。『8 1/2』ほどではないかもしれないけれど、夢物語のような妄想の世界で過度なフェミニズムやレズビアン、セックス、男性のシンボルをモチーフにした装飾品、ごちゃごちゃと入り乱れる幻想物語はまさにフェリーニ。ほぼ全裸の踊り子たちとマストロヤンニが楽しく踊るシーンがなぜかキッチュに見える他のシーンの過剰具合。主演のエロ親父役、マルチェロ・マストロヤンニの翻弄されっぷりが滑稽で楽しい。フェリーニの映画らしい映画。
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- 発売日: 2005/05/21
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