地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『女の都』(フェデリコ・フェリーニ/1980/イタリア、フランス)

久しぶりに見たフェリーニで"フェリーニの映画"を思い出した。『8 1/2』ほどではないかもしれないけれど、夢物語のような妄想の世界で過度なフェミニズムやレズビアン、セックス、男性のシンボルをモチーフにした装飾品、ごちゃごちゃと入り乱れる幻想物語はまさにフェリーニ。ほぼ全裸の踊り子たちとマストロヤンニが楽しく踊るシーンがなぜかキッチュに見える他のシーンの過剰具合。主演のエロ親父役、マルチェロ・マストロヤンニの翻弄されっぷりが滑稽で楽しい。フェリーニの映画らしい映画。