地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『くもとちゅうりっぷ』(政岡憲三/1943/松竹動画研究所)

大戦中に製作されたという16分の白黒アニメ。(当時の背景を考慮すると)政治性があるアニメーションでありながら、歌いながら楽しそうに踊るてんとう虫の女の子を見ているとそんなことを忘れてしまう愛らしさがいっぱいで、激しい風や雨の嵐の迫力は1943年という時代を考えるとすごい技術。政岡憲三設計(!)によるマルチプレーンカメラによって撮影されたという、この流れるような美しいたった16分のアニメーション。すばらしい。