『水の中のナイフ(Noz W Wodzie)』(ロマン・ポランスキー/1962/ポーランド)
当時28歳のポランスキーが祖国ポーランドに残した唯一の長編処女作品。見ている間、ベルイマンの『ペルソナ』や『不良少女モニカ』なんかの映画を思い出した。登場人物は倦怠期の夫婦と行きずりの若い男の3人。ベルイマンを持ち出すのは褒めすぎなのかもしれないけれど、そのくらい絵になるシーンが多かった。ヨットの上という隔絶された空間のなかでの3人の微妙な気持ちの揺らぎ。28歳でこんな映画を撮ってしまえるのがすごい。
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