地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


奈良

週末は再び奈良へ。

奈良中心部に向かいがてら、行ってみたかったパン屋さん「MIA'S BREAD」(奈良市佐紀町2406-1)へ。平城京跡の北側にあるかなり分かりづらい道を行く。11:00オープン前には着いたのだけど、駐車場はすでに満車。別の場所に駐車したあと行くとお店の前にまばらに何人かの人が待っている。どういうシステムなのか分からなかったので、とりあえずお店の中に入ろうとすると「番号札とってくださいね」と言われた(あとから思うに常連のお客さんだった)。よく分からず木の札にマジックで「20」と書かれた番号札をとって庭先?の椅子で待つ。いっこうに動く気配がないので近くにいるお姉さんに「どのくらい待ったら買えるんでしょうか」と聞いたら「ひとりづつお店に入るんですよ、いまから待つなら・・・2時間以上は待つと思いますよ」と衝撃の回答。2時間以上!「私2番なんですけど、9時に来たんです。いま1番の人が買ってるけど時間かかってますねえ」「私も一番最初は21番だったんですが、もうパンほとんど残ってなかったです」「でもすっごく美味しいですよ、がんばってください」等々、励ましもうけたけれど、そんなに待てないのでヨロヨロと駐車場へ帰る。なんてカリスマパン屋だ・・・。食べてみたいけど、そんなにがんばれない・・・。

持ち帰ったフリーペーパーに『くるみの木の石村由起子さんセレクトの阪急のお中元に出店(カタログに)します。 限定100コ 3800yen(送料、税込)』と書かれていたので、きゃーと思って阪急のHPを見たらとっくに売り切れだった。なんかもうパン買うのにみんなおかしいくらいの情熱を注いでるけど、渦中にいると(MIA'S BREADで並んでた人のなかにいると)私もがんばらなくちゃとかいう妙な気分になる。食べてみたかったな・・・。

というわけでパンを買わないのも悔しいので奈良市右京にあるパン屋さん「COLMAR」で各種いろいろ買う。

猿沢池の近くのうどん屋さんで水茄子とうどんを食べ修学旅行生にまじって東大寺の大仏にご対面したりして帰る。そしてちょっと食べすぎたら、胃が炎症を起こしたぽくてウンウンうなってもどしたりしてたいへんなことに。食べすぎは禁物だと猛省。でもお薬飲んで復活。