地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


金魚のひれの動き。おうむの叫び声。

テアトル梅田に『プリンス&プリンセス(Prince & Princesses)』(ミッシェル・オスロ/1988/フランス)を観に行く。日本語吹替版は原田知世。フランスのアニメの巨匠ミッシェル・オスロの切絵アニメ6編のオムニバス。ストーリー自体は面白く、怪物・変身というアニメーションらしい表現も多くあるけれど、果たしてこれが切絵アニメとして素晴らしいかといえばそうは思わない。切絵アニメ・影絵アニメの面白さが感じられないのはセルアニメのようなあまりに流暢な人形の動きもそのひとつ。そして切絵・影絵ひとつで表現できるものにあまりに余計なものがありすぎた。

中崎町の confidence cafe でランチ。中崎町のカフェは単価が安い気がしてとてもよい(コーヒー350円とか)。(ほぼ)梅田なのに梅田の混雑さのないのんびりした街。レトロ雑貨屋 planet にていい感じの壁掛け時計を発見。頭の中のチェックリストに登録。planet は楽しい。本庄に移動して本屋&ギャラリー itohen(http://www.skky.info/) に行く。思っていたより構えた感じのないいいお店。本を見ていたらお店の人が「お茶でも飲みながらゆっくりしていってください」とソファの上にお茶を置いてくれた。いま大阪市内にある小さな本屋の中で上位。

アメ村のアセンスの雑誌コーナー付近に Susan Cianciolo(スーザン・チャンチオロ) の『WORK SHOP』というヴィジュアル本が平積みされていて、なんでこんな雑誌のとこにあるのかなーと思いつつ、ぱらぱらと見てRUNコレクションいいなー、と見終わり本を閉じるとプチグラパブリッシング発行だった。プチグラを買う気になれないのはなぜだろう。ところでアメ村のアセンスの3Fは大阪に来た当初さなえちゃん(id:theklf)にここ面白いよ、と教えてもらった場所で、いまでも来ると思い出す。