地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


影と光が倦むことなく点滅しはじめた

ブランジェリ タケウチのパン・ド・ミーを買った翌日 PAUL でパン・ド・ミーを買い、今日 FAUCHON でパン・ド・クレームを買った。「どれだけ食パンのストックを作るのですか」と家人に言われた。買えるときに買った結果冷凍庫が食パンだらけ。パン屋さんに行くと食パンが欲しくなるのは中華料理屋さんのチャーハンみたいな感覚。

難波で休憩するのに私がうろ覚えのカフェに向かったら場所が分からなくなった。家人が「もーフレームズカフェでいいよ!」(暑かったので)怒りつつ、さりげなくオシャレぶりをアピール。しかしフレームズカフェで頼んだドリンクはふたりで大失敗。

お祭りでかき氷を買おうとしたらお店のオジサンに「もうカップなくなってしもうてん」と言われて買えなかった。かき氷。しょぼん。

映画『彼方へ(Scream of Stone)』(ヴェルナー・ヘルツォーク/1991/ドイツ、フランス、カナダ)。雪山を舞台にしたヒューマン・ドラマ。ダイナミックな自然美の映像はきれいだなーとは思うけれど、そもそも雪山に対してあまり興味がなく、クライマー達の山に対する思いにも共感できず、残された女の人が不憫だと思った。そこで終わるのかというラスト。

映画『新・青い体験(Las Adolescentes)』(ペドロ・マソ/1976/スペイン)。大人の世界に足を踏み入れた少女のほろ苦い思春期映画(15R指定)。Maria Voica や Skaldowie みたいな、60-70年代の東欧ぽい音楽がいい感じ。サルバトーレ・サンペリの『青い体験』(1973/イタリア)のほうが変態性も高くて面白かったけれど(クー・スタークとラウラ・アントネッリでは私的にはラウラ・アントネッリの方が抜群)、これもなかなか面白かった。でもヘンにまとめなくてもよかったのにとも思う。