地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


2009-10-10から1日間の記事一覧

『ランジェ公爵夫人(La duchessa di Langeais)』(ジャック・リヴェット/2008/フランス、イタリア)

19世紀はじめのパリ貴族社会を舞台にした豪華な文芸不倫作品。難解ではないのだけど、感情移入しにくい恋の駆け引きに宗教観が絡んできて特別劇的な展開になるわけでもないので、ただただ80歳をこえたジャック・リヴェットのフランス人恋愛体質の健在に感心…

NHKハイビジョン『ピナ・バウシュ 演出・振付「オルフェウスとエウリディケ」』

パリ・オペラ座バレエ団による、ピナ・バウシュ演出・振付「オルフェウスとエウリディケ」を見てみました。見たり聞いたりしていいなと思ったものはすごく見聞きした時期に左右されるんだけど、ピナ・バウシュはまさにいまやっとすごいと思えました。という…

近藤ようこ『見晴らしガ丘にて』(文庫)

やまだ紫に続く1980年代の良漫画。たまたまやまだ紫つながりで読んでみようと思ったので、近藤ようこもいい!という満足感だったけど、順番が逆なら近藤ようこに衝撃だったかもしれないと思います。見晴らしガ丘に住む様々なでも平凡な人々の日常の一コマが…

京都・長岡京『自家製酵母パン mon coeur(モンクール)』

私が行ったときにはふかふかしたパンなんていっこもなくて、ベーグル以外はすべてハード系。しかしそのベーグルすら通常の感覚よりかなりハードでパンチが効いてます。口のなかでパンの皮がささるくらいのハードなパンが好きなのでモンクールかなりトキメキ…

長岡京乙女デート

家人が休日出勤のためミニチムとふたりの週末。せっかく良い天気なので女子ふたりで電車で京都の長岡京まで行ってみました。長岡京にある『mon coeur(モンクール)』というパン屋さんに行ってみたいというのがメイン。ほとんど電車に乗らない生活をしている…