地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


2007-02-04から1日間の記事一覧

『火火』(高橋伴明/2004)

田中裕子と岸部一徳が出演しているので『いつか読書する日』みたいな映画だと想像して見てみたらこれが案外シリアスなドラマ映画。舞台は信楽。女性陶書家という肩書きの一方、白血病に倒れた息子のために骨髄バンク立上げに力を注いだ神山清子を主人公にし…

西宮「新上海」と「ブーランジェリー ムッシュアッシュ」

帰り道に西宮の「新上海」という中華料理のお店でランチ。気軽な中華のお店でなかなかおいしかった。せっかく西宮にいるんだし、ということで久しぶりに有名パン屋さん「ブーランジェリー ムッシュアッシュ」に寄り道(ホームベーカリーを手に入れてからパン…

『はつゆめ(HATSU-YUME)』(ビル・ヴィオラ/1981/アメリカ、日本)

ビル・ヴィオラ夫妻が日本に滞在した1980年代の1年半の間に撮影した映像。水面に映り揺れ動く山々、風、雲、大気の流れ、光の残像、影、大なるもの小なるもの、微細な時間の流れ。粒子のレベルで美しい。そうか、『I Do Not Know What It Is I Am Like』(198…

兵庫県立美術館「ビル・ヴィオラ: はつゆめ」展に行く

3/3のビル・ヴィオラ・アーティストトークには行けないことが確定していたので今日家人と一緒に行くことにする。ビル・ヴィオラの映像の説明をするのに「私がフィル・ニブロックの撮る映像を好きなのと似てる」と言ったら「ぜんぜんわかんない」と言われた。…

ロマンチックな前衛ぶりを発揮していた頃