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地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』ラヴ。
文系家人と10歳と6歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『赤い靴(The Red Shoes)』(マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー/1948/イギリス)



20年くらい前、学生だった頃にはじめて見てそれはそれは素直に感動した、アンデルセンの有名な童話を脚色してバレエと映画を美しく融合させた芸術的映画。映画の演出とバレエの演出と、モイラ・シアラーと、ロシア・バレエ団ニジンスキーの後任レオニード・マシーン、ジャック・カーディフがテクニカラー撮影、きっとおばあちゃんになってもこのバレエシーンを見たら心が躍るんだと思うすてきな映画。


アンデルセンの話は救われないけど、でもこんな壮絶なラストだっけ。途中からサスペンスのような怒涛の展開。バレエシーンがすばらしいがゆえにラストがもっと違う演出でもよかったんじゃないかなーなんて贅沢なことも考えます。靴屋の踊りだけは靴屋に扮したレオニード・マシーン自身が担当してて要注目。キレのいいバレエを披露しています。