地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


POPEYEの「僕の好きな映画。」特集をめくってみる

POPEYE(ポパイ) 2015年 06 月号 [雑誌]

POPEYE(ポパイ) 2015年 06 月号 [雑誌]

SPECIAL 『ポパイ』6月号は「僕の好きな映画。」特集。 さぁ、いますぐ映画を1本観ようじゃないか。 | ポパイ (POPEYE) マガジンワールド


ちょうど1年前の『ポパイ』6月号「僕の好きな映画。」特集をぱらぱら。


見ようと見ようと思いつつ見れてないテオ・アンゲロプロス『エレニの帰郷』(2008)やジャン=リュック・ゴダール『さらば、愛の言葉よ』(2014)の録画を放置しているのはそれなりに映画に向き合う気力が必要だと逃げ腰だからです。マノエル・ド・オリヴェイラみたいな方向ならすぐ見ちゃうんだけどなー


いまになってこういう特集を読むとテキスト的にじゃなくて、こう、適当に読めてなかなかたのしいです。蛭子さんの紹介してる勅使河原宏砂の女』(1964)や、あーフェリーニフェリーニのローマ』(1972)は見てないな見たいなーとか、唯一の1本の紹介でスピルバーグ『激突!』(1971)を持ってきて「ミュートでも大体わかる」とか、さらに唯一の1本で『男はつらいよ』を持ってくる境地だとか、あ、私木下恵介『永遠の人』(1961)見逃してる!とか、ちまちまといろいろ思うのがたのしい。一生懸命読みこまない感じがたのしい。


なかなか見る時間も限られるおかーさんだけど、『砂の女』のBlu-rayは欲しいなー