地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』ラヴ。
文系家人と10歳と6歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『新・平家物語』(溝口健二/1955)


平氏に興味が出てきて「大鏡」が読んでみたい→『新・平家物語』の清盛役は市川雷蔵だっけ→『新・平家物語』また見たい、とたどり着いた先にたまたまNHKで『新・平家物語』を放映しててなんというグッドタイミング。 ダメ男映画なら右に出るものはない溝口健二市川雷蔵主演で平清盛を撮る異色映画、宮川一夫が撮る延暦寺のおびただしい数の僧兵たちの俯瞰のロングショットがかっこよすぎる名シーンが多々あります。


ほっぺを赤くしてうっとりしながら久我美子に話しかけ恋してる雷蔵さまがちょうかわいい。かっこいいのにかわいい。胸の谷間をばばーんと見せる木暮実千代の衣装もすごい。延暦寺雷蔵さまが力強く啖呵を切ってまくしたてるも、力みすぎで何を言ってるのかわからないのもたのしい。こんな溝口映画もたいへんよいです。