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地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』ラヴ。
文系家人と8歳と5歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


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『父の秘密(Después de Lucía)』(ミシェル・フランコ/2012/メキシコ)

映画


カンヌ国際映画祭“ある視点”部門グランプリ、というだけでなんとなく見たものの、目を覆いたくなるひどいイジメのシーンがあってこういう映画だったのね……という気持ちに。映画そのものは悪くないけど、凄惨なイジメシーンなんてべつに見たくない。そして邦題の意味がわからないんだけどどういう意味?


妻を交通事故で失った父と高校生の娘のすれ違い。転校先の高校で、酔った勢いでスマホで撮られていると分かりつつ同級生とセックスし、ばら撒かれ、そこから一転イジメの標的→エスカレート→娘失踪→父親が動画撮影した同級生を淡々と海へ投げ捨てる、という物語。


先日見た『アデル、ブルーは熱い色』でも、あんたレズビアンじゃないの?きもちわるい、と周りの友人が本人をひどくののしったりするのを見て(主に女)、個人主義のフランスでさえ高校生だとこのレベル…と思ったけど、本作メキシコのイジメもこれまたひどい。動画ばらまかれたうえにさらにレイプ。高校生こわい。物事はタイミング次第、表裏一体のこわさ。