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地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』ラヴ。
文系家人と10歳と6歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『家族の灯り(O Gebo e a Sombra)』(マノエル・ド・オリヴェイラ/2012/ポルトガル、フランス)


最高です。最高に好き。すべてが好き。ブログトップにも記載してある通りオリヴェイラ『世界の始まりへの旅』(1997)が大好きで大好きでオリヴェイラ作品をいろいろ観たけど、『家族の灯り』もまたすばらしい作品。映画とは理解するしないを超越した芸術であるということをつきつけます。


観ている間はほんとうに豊潤で至福の時間を過ごしている感覚。贅沢で濃厚な会話劇。贅沢といえばクラウディア・カルディナーレジャンヌ・モロー、いつものレオノール・シルヴェイラという女優陣が同じ画面にいることも贅沢。失踪した息子に年老いた夫婦、残された嫁。"穴ぐら"のような小さな家で交わされる家族の絆と愛の数々。父が決断するラストが絶妙でしびれすぎです。